2015年6月3日水曜日

強力ポステリザン・ネリプロクト


・強力ポステリザン
Week
「長期連用は避けること」と記載あり、実際に査定事例あり
1日2回×30日を超える場合に注意が必要

※ちなみに、強力ポステリザンの強力とは、ステロイドという意味。
普通のポステリザンにはステロイド含有はなく、大腸菌死菌浮遊液のみである。

・ネリプロクト軟膏
Very Strong
「概ね1週間を目処として使用し~」と記載あり、査定事例もあり
2週間を超える場合にはコメントを入力するべき

プロレナールの吸湿性について

プロレナールが製剤工夫されたみたいですね。

無包装25℃70% 6週間まで安定→6ヶ月まで安定
無包装30℃70% 2週間まで安定→19週間まで安定
PTP25℃70% 7か月まで安定→12か月まで安定(継続測定中)

これにともなって、添付文書中の吸湿性の記載もなくなりました。


・なぜ吸湿性があったのか?どう改善したのか?
リマプロストはプロスタグランジンE1の誘導体であるが、水分の存在下で加水分解を受け類縁物質を生成してしまう。
βシクロデキストリンを加えることで製剤中の水分子の運動性を低下させたことと、リマプロスト分子中の五員環部分を包接したことで、耐湿性を向上させたようだ。

リマプロスト製剤は耐湿性があるイメージしかありませんでしたが、このような製剤工夫が他社でも行われるのか見ていきたいですね。

2015年6月2日火曜日

C型肝炎治療新薬であるソバルディは、1錠6万1799円バケモノ高価薬だ

ソバルディは5月25日に販売開始したC型肝炎の治療薬だ。
この薬がなぜ話題となっているというと、1錠あたり6万1799円というバケモノみたいな値段であるということだ。内服薬としては前代未聞の高値である為、まあ諸々問題が出てくる。

まず、普通だと保険を使っても患者の自己負担がとんでもない金額になる。
ということで厚生労働省もこの薬に対して公費助成する方針を立てている(自己負担は最大月1〜2万円となる)

またこれを調剤する薬局側にも負担が大きい。包装単位は海外発売と同じものであり、4週分の28錠入りのボトルのみ、さらに言うと、開封後の品質保証が45日となっているのだ。
つまり新薬制限がかかる14錠を精一杯として処方されて、もしその後服薬がSTOPしたら…?
薬半月で86万円の損失だ。これは、どんな薬局においても営業損益に大きくかかわってくるだろう。ということで異例の投薬制限延長が施された。通常新薬は14日処方だが、28日以内の処方が可能となっている。


・効果効能

C型慢性肝炎またはC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善に使用される。C型肝炎患者の約3割を占める、遺伝子タイプ2型が対象。リバビリンと併用し12週間投与を継続服用した場合、終了後に96.4%もの率がある。

C型肝炎ウイルスの型と日本人の割合
1型
 1a 日本ではまれ
 1b  約70%
2型
 2a  約20%
 2b 約10%


・作用機序

C型肝炎ウイルスが細胞内に侵入すると、自身が有しているRNAを放出し、その後RNAを複製することで増殖する。このRNAの複製に関わるタンパク質をRNAポリメラーゼというが、特にC型肝炎の増殖に関するNS5Bポリメラーゼを阻害することによって、C型肝炎ウイルスの増殖抑制作用を示し、それによりC型肝炎を治療する。


・禁忌

リファンピシン、カルバマゼピン、フェニトイン、セントジョーンズワート。
催奇形性があるので、投与中及び投与終了後6カ月は妊婦に禁忌。パートナーも避妊が必要。

2015年6月1日月曜日

頭痛あれこれ


→緊張性頭痛

しめつけられるような痛み。持続的。ストレス・過労・天気で悪化。

→片頭痛

ズキンズキンと拍動性の痛み。発作的(472時間)。10-60分前に視野欠損など前兆があるが5-10分で消失する。

※緊張性頭痛・片頭痛が頭痛の大部分(90%)

 

→群発頭痛

目がえぐられるような痛み。群発的(数週間~数か月)。夜間・睡眠時・アルコール摂取時に起こりやすい。2040代の男性に多い。

花粉治療

 
花粉飛散の前
ケミカルメディエーター遊離抑制薬
 
花粉飛散期~終息期
ケミカルメディエーター遊離抑制薬
ヒスタミンH1拮抗薬
 
★ステロイドは症状が重症の時に使用